人の子どもと仔犬・仔猫の脳教育

ペットと子どもたちが健やかな脳へ
育つために必要なこと

一生にかかわる心身の発達の基盤をつくる大切な時期は、子どもたちも犬・猫も決まっています。
この「社会化の感受性期」の教育こそが、知能、学習、経験と「心」を育てる重要な鍵となるのです。

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社会化の感受性期 ―敏感期―

人と動物と自然との豊かなふれあい(相互作用)は、子どもたちの脳が健全な脳へ育つために必須であり、「社会化の感受性期」に欠かすことのできないことが、脳科学(脳神経科学)や児童発達学の進歩の中で明らかにされてきました。
受胎、出生から10 歳に至るまでの間は、子どもたちの脳と身体、そして将来や人生にとっても非常に大切な時期です。特に哺乳期、離乳期は脳の発達にとって極めて大切な時期であり、「社会化の感受性期」や「脳発達の感受性期(敏感期)」などと呼ばれています。これは犬や猫などの哺乳動物についても基本的には同じことです。
この「社会化の感受性期(0 歳~10 歳)」は、子どもたちが母親・父親や兄弟・姉妹、子ども同士、そして身近な生きものや自然とのふれあいなどを体感・体得することによって、すべての神経刺激情報を脳が取り込みながら、最も急速に成長していく大切な時期なのです。

 この時期に子どもたちは、思いやり、やさしさ、ルール、自と他、生と死などを体感・体得し、視覚、触覚、聴覚、臭覚、味覚、体動感などで得たすべての神経情報刺激を脳に取り込み、好奇心、感性、個性、自尊心、運動神経を育てます。
その中で本人が気付いていくことで脳がさらに育ち、主体性を育て感性を磨いていくことになります。逆にいうと、脳(心)が何かを感じなければ、脳はまっとうに成長することはできないということになります。たとえば、“思いやり”ということを感じたことがない脳(心)には、“思いやり”は存在しないのです。
 このように特別な時期であるからこそ、あらゆる神経情報刺激を脳が取り込む「刷り込みと学習」が、効果的かつ効率的に行われなければなりません。

子どもの脳の発達は、脳の進化の歴史を個体ごとに繰り返しているといえる。
“個体発生は系統発生をくりかえす”。
人と動物と自然との絆の原点であり、
歴史でもあることの自然科学的証明でも
あるといえる。


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哺乳動物の「社会化の感受性期」は、子どもの脳の発達過程(=子どもの習性行動学的成長過程)において、出生後、乳歯が生え始めてから永久歯に変わり始めるまでの期間に該当します。
これは、人間では6 か月~ 10 歳、犬や猫では3 週~ 4 か月の間ということになります。そしてこの期間が、各個体の一生にかかわる心身の発達の基盤になっています。つまり、子どもたちの脳が「心のハードウェアとしてヒューマンな脳」に育つかどうかは、「社会化の感受性期」をどう過ごすかにかかっているといっても過言ではありません。
 この期間は犬や猫にとっても全く同様で、最も大切な
「社会化の感受性期」をどう体感、体得、経験するかは
とても重要です。つまり、心あるやさしいブリーダーの
家庭で子犬や子猫が生まれ育つことで、初めて
まっとうな「人との信頼関係」が育つことになるわけです。
「社会化の感受性期」は、心(精神)のハードウェアとして
の脳が育ち、その後の知能、学習、経験の中で育つ
ことになる脳のソフトウェアを生涯にわたり発達させていく
基礎を作る最も重要な期間なのです。

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